コラム

2017年06月08日

離婚後に生じる経済的なリスクとは??
 離婚事件を取り扱っていると、女性側は離婚後の経済的な問題で悩む方が多いと感じます。
 共働きが多くなったとはいえ、夫の扶養家族に入っている関係上、収入を制限せざるを得ない、という方も多くいらっしゃいます。
 その場合、離婚の準備のために別居をしようと思っても、収入が低いと経済的な信用がないということで、家を借りられないということが多くあります。また、離婚した後、生活費をどのように稼ぐかということに不安を感じている人も多いです。
 資格(特に国家資格)を持っていたり、結婚している間も正社員として働いていたりした人の場合には、そこまで深刻ではないのですが、結婚を機にパートなどに切り替えて収入を制限したり、仕事を辞めてしまったりしている場合には切実な問題です。
 このような離婚後の経済的な問題は、弁護士がサポートできない部分もあり、歯がゆいところでもあります。
 ただ、相談者の方が、離婚前にある程度時間をかけて準備をすることで、対応できる部分もあるかと思います。
 もし、離婚を考える機会があったら、感情的な問題とは別に、「離婚に伴う経済的なリスク」についても真剣に検討されることを、強くお勧めします。
 当事務所では、離婚に関するご相談について初回1時間無料相談を実施しております。
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